巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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341:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2019/02/23(土) 18:32:15.05 ID:lVzVj96U0
巌窟王「モノクマ。言ったはずだな。設問は三問だけだと」

モノクマ「ん? んー……ちょっとそれは正確じゃないなぁ。ボクはキチンと言ったと思うけど」

巌窟王「なに……?」

巌窟王「……」

巌窟王「……!」

最原「まさかお前……ここに来て、そんな屁理屈を持ちだす気か……!?」




モノクマ『ボクが用意した設問は全部で三問! 全部答え終わったころには、この学園の真実はすっかり解き明かされていることでしょう!』




モノクマ「そう。ボクが用意した設問に関してはこれで終わり。でもそれだけで終わりだとは言ってないなぁ」

モノクマ「この学園の真実に関してはもうすっかり解き明かされていることは事実だよ? もう本当にネタ切れなの」

モノクマ「でも設問はあと二問残ってる。その内の最初の一問目の方でセミラミスさんの解放権をあげるよ」ニヤァ

ナーサリー「エクストラクエストね。ぬか喜びさせられたわ」

百田「ちょっと待て。モノクマが用意したわけじゃないのなら、その二問は誰が用意した設問なんだよ?」

最原「……」

モノクマ「そりゃあ決まってるよ! 当然決まってましてよ?」

巌窟王「視聴者……というヤツか。それしか考えられない」

赤松「!」

茶柱「バカな……! どこまで転子たちのことをいじめれば気が済むんですか!」

茶柱「いいえ! それだけじゃありませんよ! 今回の裁判に関しては巌窟王さんの仲間にまで手を出してる!」

茶柱「節操がないなんてものじゃない! こんなの無差別犯罪となにも変わらないでしょう!」

モノクマ「オマエラにとっては喜ばしいことかもよ?」

茶柱「はい?」

モノクマ「この学園はフィクション……そこは間違いのない事実のはずだった」

モノクマ「でも巌窟王さんの介入によって、この学園全体のリアリティがシャレにならないほどに上がった」

モノクマ「今ではもう『全人類に向けて爆弾を投げつけて出る』か『フィクションのまま終わるか』を議論してる」

モノクマ「オマエラだけじゃここまでは来れなかっただろうなぁ。仮に真実に辿り着いたとしても、フィクションのまま終わるしかなかったはずだよ?」

巌窟王「……そうだな。アンジーの召喚が、俺の存在が、この学園での出来事をゲームではなくしてしまった」

巌窟王「カルデアのサーヴァントとしては失格かもしれんな。まさか俺自身が才囚学園を特異点化してしまうとは」

ナーサリー(エリザベートとか割とやってた気がするんだけども)




カルデア

エリザベート「くちゅんっ」


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