巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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262:爆死の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2018/12/22(土) 22:48:54.03 ID:K74Vc9bg0
白銀「当然だよね。何度も言ってるけど、キーボくんは『時間切れ次第、すぐに生徒全員を処刑する』っていう予定があったんだから」

東条「……キーボくんの元のスペックじゃ到底無理ね。拡張して当然、か」

白銀「ただし、それは『この学園で当初から想定していたレベル』の拡張であって、魔術に関しての想定なんか一切してないけどね」

最原「でも僕たちの手の届かないどこかにキーボくんが消えた時間が間違いなくあったはずだ」

最原「その間にキーボくんは対魔術用の改造を受けたんじゃないかな」

天海「そのタイミングって、いつっすか?」

最原「昨日の夜。炎の嵐から天海くんを助けた直後」

最原「思い出してよ。王馬くんが適当に運転したエグイサルが、あのオブジェに激突して――」




百田『……』

春川『……なにこれ』

入間『おい。キーボはこの中にいたはずだよな?』

百田『……』

百田『いねぇぞ。からっぽだ』





百田「中にいるって話だったキーボは消えてた……!」

春川「その後、果ての壁を破壊しようとしたところでキーボが現れたんだったね。そして巌窟王と互角に戦えるようになっていた」

春川「気持ち悪いくらい辻褄が合うよ……!」

赤松「で、でもそれって、キーボくんが一度は学園の外に出たってこと!?」

白銀「あるいは魔術師が直接的に学園の中に侵入してきたか……」

巌窟王「どちらでもない、ということもあり得るぞ。キーボと魔術師の距離がある程度近ければ問題はなさそうだ」

巌窟王「ヤツらは壁越しでもキーボを改造してみせるだろう。必要なものは時間だ」

ナーサリー「数十万人、数百万人単位の魔術師がもしも結託してたら……一晩程度で充分な改造が可能じゃないかしら」


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