巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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131:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2018/08/30(木) 21:08:11.97 ID:rKDgs7aM0
グイッ

茶柱「最原さん!?」

最原(気付いたら白銀さんの胸倉を掴み上げていた。彼女は抵抗することなく気だるげな目線を僕に向けている)

最原「許すつもりはない。なかったのに! 生きてたところで関与しないのならどうでもいい、そう思って自分を納得させてたところだったんだよ!」

最原「白銀さん! ふざけないでよ! そんなものを作るくらい僕たちに未練があるのなら、なんで……!」

白銀「……友達が人質に取られてるも同然。さっきもそう言ったよね」

最原「言った! でもそれならそれでキミは僕たちに相談すべきだったんだ!」

最原「第四の学級裁判のとき、白銀さんは僕たちのことを嘲るかのように『仲間』だと連呼してたよね!」

最原「煽りだと思ってた。本心はそんなこと思っちゃいない。どの口で言ってるんだって思ってたんだぞ!」グイッ

白銀「……痛っ……!」

茶柱「最原さん! これ以上はやめてください!」

天海「……あのときの白銀さんはすり替わったアルターエゴだったはずっすよ。一応忘れずに」

最原「白銀さん。僕はキミに死んでほしくなかった。でもそれは白銀さん本人を心配してのことじゃない」

最原「白銀さんを殺すことで、僕の仲間たちに手を汚してほしくなかったからだ! キミ本人の命なんかどうだっていいと思ってたんだよッ!」

最原「なのに白銀さんはなんだよ。僕たちと生きたかった? 卒業アルバムを作ってた?」

最原「消そう消そうと思って、消せなかっただって……!?」

最原「これじゃあキミのことを憎んでた僕たちがバカみたいじゃないか……」

最原「これなら、記憶を失ってキミを無邪気に庇っている百田くんたちの方が余程……!」



パァンッ



最原「……っ!」

茶柱「……ダメですよ。これ以上は」

最原「……」パッ

白銀「……ボタン、外れちゃった……強く掴みすぎだよ」


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