巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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129:逆転の人 ◆SxyAboWqdc[saga]
2018/08/30(木) 20:36:12.69 ID:rKDgs7aM0
最原「……確かにこれまで何回も酷い目には遭ってきた」

最原「巌窟王さん抜きだったなら、なんて考えるだけで震えが止まらないのも事実だよ」

最原「もしかしたら茶柱さんが死んでたかも。天海くんが、僕が、他の誰かが……」

最原「今頃残酷に死んでいたかもしれない」

最原「……でも理解できただけで共感はしないよ。死んだ方がマシだなんて絶対に思わない」

白銀「そう」

最原「ここまでは僕の感想。ここから先は質問」

最原「昨晩のことだ。キミ、巌窟王さん以外の誰かからも殺されかけたんじゃない?」

白銀「!」

最原「犯人の目星は付いてるから、誰にやられたのか、は言わなくていいよ」

白銀「元から言えないよ。すぐに眼鏡を叩き落されて、ほぼ何も見えなかったし」

最原「それはちょっと残念だな……でも今はいい。証拠は後で僕の方で揃えるから」

最原「その犯人は多分、なにかを見たんだ。裁判場に放置してあったモノクマカラーのパソコンから、何かを」

白銀「……あれを? ああ、そうか。出た直後に夢野さんに追い回されて施錠まで気が回らなかったな……」

最原「ねえ。今の話が嘘じゃないというのなら教えてほしい」

最原「多分犯人はそれを見て『キミに対する殺意』を確固たるものにしたはずだ」

白銀「……『みんなのオーディション映像』とかじゃない?」

茶柱「オーディション?」

最原「なくはないけど……多分違う。それなら僕も見たから」

白銀「……じゃあ、アレしかないかな。アレしかないだろうなぁ……」

白銀「黙秘していい?」

最原「……」ジーッ

白銀「はあー……わかったよ。でも怒らないでよ?」

最原「?」


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