椿「もう一歩、そっちへ寄っていいですか?」
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10:名無しNIPPER
2018/08/03(金) 18:50:25.32 ID:9sBmy8QR0



* * * * *



ルキトレ「強み?」

椿「ええ」



夕方、河川敷。

市街地を抜け、川沿いを走り、小さな公園の前で一息。

ここは最近お気に入りのランニングコースだ。



ドリンクを飲みながら一緒に話しているのは“ルキトレ”こと慶ちゃん。

トレーナーさんたち青木姉妹の末っ子で、私と同じ19歳。

今日はたまたま時間が取れそうということだったので、

一緒に走るのはどう? という話になって、今。



ルキトレ「また突然だね。なんでそんなこと聞いたのかな、プロデューサーさん」

椿「うーん、きっと何かを考えてくれているんだと思うんですけど」



慶ちゃんと私は最近よく話すようになった。

最初はレッスン内容の相談だったかな?

だんだんアイドル活動全般のこととか、普段の趣味の話とか、他愛ない雑談もするようになって。



ルキトレ「椿ちゃん自身がどう感じてるか、ってことでいいんじゃないかな?」

椿「やっぱりそうですよね。でも難しいなぁって」



同い年ということもあってか、話してみるとけっこう気があって。

今こうしてざっくばらんな会話ができるのがちょっと嬉しい。

レッスン時のキッチリした口調と違って、

くだけた感じの彼女がとても新鮮で、でも魅力的。





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