42: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/06(月) 18:11:07.84 ID:yVF65aIb0
驚いた。
怒りを通り越して、ただただ唖然とした。
家にひきこもって勉強していたと思っていた大野が頻繁に待ち伏せ、なんて面倒なことをしてたこと。
それを頻繁に彼女に会ってた俺に全くばれないように行ってたこと。
この女は求められてたことが勘違いだといった。
じゃあ大野はなぜ?
私が大野君を好きになるのにそう時間はかからなかった。
それであんたと別れた。
それでいいと思ったの。
もともと勉強してたあんたなのに私に会うために夏休みなんて大事な時期にしょっちゅうふらふらしてたし、お互いのためだなって。
そう私は罪悪感に蓋をしてた。
それでね、ある日あいつに告白したの。
そしたらあいつ、返事も言わずに私を押し倒した。
誰もいない放課後の教室。
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