川島瑞樹「ミュージック・アワー」
1- 20
11: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/08/01(水) 00:54:21.39 ID:Ai+XpKnp0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「で、これが記念すべき第一歩……そういうわけね」

「人類にとっては偉大な一歩になりますよ」

瑞樹がはじめに行うことになったのは、写真撮影だった。
ただの写真ではない。水着での撮影だ。

「親が泣くわ……」

「全世界の人が笑顔になるなら、やむをえない犠牲です」

プロデューサーはぬけぬけとそう言った。

瑞樹ははじめ、彼に若さ相応の甘さや、理想っぽいところがあるのではないか、と考えていた。
だが彼は、至極現実的に計画を立てていた。

「水着でないとダメなのかしら」

「ダメではありませんけど、“あの川島瑞樹が”という立場に甘えてほしくないですね」

「P君は結構ドライなのね」

「冬ですからね。春からはやさしくしますよ」

ふふっ、と声が漏れた。
女性に優しい、そんな自分が好きな男より、よっぽどいい。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
54Res/76.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice