15: ◆K7qLUv4H.Lbp[sage]
2018/08/01(水) 22:52:17.42 ID:YmaRSqWDO
P「少なくとも、知っていると思うが俺には桃華がいるからセックスのパートナーならいらない」
P「ましてや、自分自身をさらけ出せないお嬢さんにはな」
ありす「な――」
―私が櫻井さんとの逢瀬を見たのを知ってる?
―あと、私が気にしていることをずけずけと口に出すなんて
ありす「あ……」パクパク
―でも図星だった
―素直に自分の言葉を出せず、黙っているのが大人っぽいと考えていたそれまでの私は、この世界に入っていかに自己アピールを遠慮なしに……しかも本音で話すのが大事なのかも
ありす「なら……私は」
ありす「私はどうしたら……」グスッ
P「……」
P「下積みも大切なのは理解しているな」
ありす「……」コク
P「向上心はあるのは認めている。だから半人前を承知でこの業界の世間に出していた」
ありす「えっ……でも普通なら」
P「そう。普通ならもう潰れていてもおかしくはない。でもありすはここにいる。違うか?」
ありす「……」
P「……ありすがやりたいことはわかっているつもりだ。でも嫌いなことや苦手なことはまだ手探りなんだ」
P「どこかの橘さんが素直でないせいでな」
ありす「っ」
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