92:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/07(火) 00:12:52.30 ID:pNg+A1G5o
日向「走らせる気か?」
マリ「聞いてみただけ。無理強いはしないけど、一緒にどう?」
みこと「……」
マリ「さっきも言ったけど、結構楽しいよ。走ろうよ、ね?」
報瀬「無理強いしてるから」
日向「みことは部活とか入ってるのか?」
みこと「うん……文化部」
マリ「図書部だ。壁際の席で佇んでいる姿が見えたね、私には」
みこと「ううん」フルフル
日向「どうして見えたんですかね?」
報瀬「妄想でしょ」
マリ「じゃあ吹奏楽部だ。コンクール目指してトランペット吹いてる姿が見えるね」
みこと「ううん」フルフル
日向「じゃあ、文芸部」
みこと「うん」
マリ「やっぱりね」
報瀬「なにがやっぱりね、なんだか」
日向「小説書いてんの?」
みこと「……うん」
日向「読ませて♪」
みこと「だ、ダメ」
日向「いいじゃないか! 人に読ませることで登場人物たちが活躍できるんだぞ!」
報瀬「じゃあ、運動は得意じゃない?」
みこと「……うん」
マリ「どうしたの?」
みこと「お父さんとお母さん、運動得意な方だから……どうして私は出来ないのかな……って」
マリ「運動音痴なんだ」
みこと「……うん」
日向「安心するがよい。ゆづもキマリも運動音痴なのだから」
みこと「……そうだんだ」ホッ
マリ「なんでホッとしたの?」
報瀬「まぁ、二人は出来なさそうではある」
……
…
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