354:名無しNIPPER[saga sage]
2020/02/14(金) 15:51:55.81 ID:l1m2r1O+o
一輝「だから……俺が……あっちのことを……なんじゃないかって」
みこと「あ……え?」
一輝「……なんだよ」
みこと「それって……栞奈さんのこと――」
秋槻「あー! そうだッ!!」
一輝みこと「「 ! 」」ビクッ
秋槻「あ、急に大声出してごめん。今、いい構成が浮かんでね」
みこと「……うん」
一輝「そうですか……」
秋槻「悪いけど、仕事に戻るね」スッ
みこと「……」
一輝「……はい」
秋槻「一つ、アドバイス」
一輝「?」
秋槻「どうして嫌になったのか、考えてみて。一人で、答えを見つけるんだ」
一輝「……」
みこと「……」
秋槻「それじゃ」
スタスタ...
「あ、お兄さん」
「無精髭が通りますよ〜」
「え!?」
「あはは」
みこと「……なんか、変」
一輝「だな……」
マリ「お兄さんどうしたの?」
みこと「徹夜したんだと思う」
マリ「ずっと起きてるんだ……道理でテンション高いわけだ」
みこと「キマリさん、どこに行くの?」
マリ「食堂車行って、料理長に相談をするんだよ」
みこと「相談?」
マリ「そうそう。明日の送別か――はうぁ!?」
一輝「……は?」
マリ「えっと、明日の株価はどうなってるかな」
スタスタ...
みこと「……変」
一輝「いつもだろ」
みこと「キマリさんは変じゃない。それじゃ、一人で考えて」スッ
一輝「なんかお前、俺には冷たいな」
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