マリ「超特急デネブ?」結月「そうです」
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297:名無しNIPPER[saga sage]
2020/01/17(金) 15:50:07.69 ID:KOzKQsUKo

報瀬「栞奈は進路どうするの?」

栞奈「だーからー! 現実なんてどうでもいいじゃないのー!
   もっとこう、ワクワクするような話しようじゃないか、諸君!」

一輝「それでいいのか?」

栞奈「いいよ、それで」

一輝「……栞奈がそれでいいなら、いいけどさ」

栞奈「いいって、言ってるでしょ」


一輝「……」

栞奈「……」


日向「……ん? なんだこの空気?」

報瀬「……さぁ?」

一輝「テレビ点けるけど、うるさかったら言ってくれ」

ピッ

日向「何を見るんだ?」

一輝「甲子園」

日向「ふーん……。野球ね……」

報瀬「好きなの?」

一輝「一応、野球部員なんです」

日向報瀬「「 えっ!? 」」

栞奈「私と同じリアクションだ」

一輝「ほとんど部に出てないから、補欠にもなれないんですけど」


『今年も夏がやってきた。世界で一番あつい夏が――。』


日向「それでも、わざわざこうやって見るくらいには好きなんだな」

一輝「まぁ、うん……」

報瀬「意外……」

栞奈「妹の面倒を見なきゃいけないから、早く帰らなきゃいけないんだよね」

日向「へぇ……」

報瀬「妹想いなんだ……」

一輝「チッ……いちいち言うなよ」

栞奈「舌打ちすることないでしょ。一輝の好感度を上げようとしただけなんだから」

一輝「余計なお世話だっての」


『この場所で、一度きりの夏を――。』


報瀬「そういえば、いつも思ってたんだけど」

一輝「?」



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