283:名無しNIPPER[saga sage]
2019/11/22(金) 17:33:53.90 ID:dVGs9va+o
日向「ごちそうさま〜。ふぅ〜、おいしかった」
報瀬「もぐもぐ……」
日向「ご飯残ってるぞ」
報瀬「うん……もぐもぐ」
日向「ふりかけでもあればもらうか?」
報瀬「うん……もぐもぐ」
日向「すいませーん……って、いないな」
報瀬「……なんだか、お客さんが少ない気がする」
日向「確かに……。もう時間過ぎたかな」
綾乃「すいません、呼びましたか?」
日向「あぁ、うんうん、呼んだの私。悪いんだけど、ご飯に合うモノってなにかないかなって」
綾乃「……カルボナーラとは合いませんでしたね。少々お待ちください」
日向「ごめんね〜?」
「いえいえ〜」
報瀬「ありがと、代わりに言ってくれて」
日向「別にいいけどさ。見てても喉通らなさそうで大変みたいだから……ん?」
報瀬「どうしたの?」
日向「キマリが来た」
マリ「どうでしたか、今日の料理は」
報瀬「まるで自分が作ったみたいに……」
日向「大変美味しくいただけました。シェフはどちらで料理の勉強を?」
マリ「フランスやイタリーア、トルコにて修行を積んできました」
報瀬「そのエプロンで言っても説得力無いよ?」
マリ「本当です。本人に聞きましたので」フフン
日向「料理長の実力は本物ってことか。キマリがしたり顔なのがよく分からな……ん?」
マリ「なにか?」
日向「向こうで綾乃ちゃんが慌ててるみたいだけど、なにかあったのかな?」
マリ「え?」
報瀬「キマリが遊んでいるからでしょ」
日向「というか、なんでキマリが来た?」
マリ「私の提供した料理に不満があるのではと、責任の重さを感じましたので」
報瀬「気持ちは嬉しいんだけどね……」
日向「提供した料理って……ご飯よそっただけだろ?」
マリ「その通りでございます」
報瀬「本当に遊んでるよね、キマリ」
日向「あ……」
マリ「どうかしましたか?」
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