210:名無しNIPPER[saga sage]
2019/04/08(月) 09:18:27.75 ID:MQ6xVShUo
みこと「……そうかな?」
『だって、列車に乗る前のあなたはそんなこと言わなかったわ』
みこと「……」
『最後まで、後悔の無いように、ね』
みこと「お母さんも後悔しそうになったの?」
『どうして?』
みこと「……なんとなく」
『ふふ、そうね……。もう少しで、とてつもないくらいの大きな後悔をするところだったわ』
みこと「…………」
『キマリさんに代わってくれる? 挨拶しておきたいから』
みこと「……今、近くに居ないよ」
『え? じゃあ……今一人なの?』
みこと「ううん、三人で休んでるから」
『……』
みこと「あとでかけ直すね」
『その近くに居る人に代わってくれる?』
みこと「どうして?」
『母親の勘よ』
みこと「???」
秋槻「みんな戻ってこないね」
一輝「なんだかんだで楽しんでるんでしょう」
みこと「秋槻さん」スッ
秋槻「ん? 電話?」
みこと「お母さんが代わってくれって」
秋槻「え゛ッ!?」
一輝「うわ……」
秋槻「いやっ、大村君が出てっ」
一輝「なんで!? 秋槻さん指名ですよっ」
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