171:名無しNIPPER[saga sage]
2018/12/26(水) 09:43:10.42 ID:KmpP0qP0o
―― 出発時刻:デネブ
報瀬「……」ドンッ
栞奈「……」ドドンッ
一輝「なんであの二人、仁王立ちしてるんですか?」
車掌「さぁ……?」
―― 物陰
結月「どうして隠れるんです?」
日向「見ろよ、あの二人……」
結月「……なんで乗らないんでしょう」
日向「いかにも、怒ってますって雰囲気出してるだろ」
結月「風神雷神みたいです。……何かあったんですかね」
日向「いや……私たちがくだらないこと言ったから期待値高めに道頓堀行ったんだろう……」
結月「あぁ……タンクトッぷふっ」
日向「そうそれ。一夜引っ張って、あれを見た時の落胆たるやいやな」
結月「ガッカリしたんでしょうねぇ」
日向「したんだろうなぁ……あ」
結月「あぁ……秋槻さんが近づいて行きましたよ」
日向「まぁ、なんとかなるだろ。私たちは展望車から乗るぞ」
結月「はいっ」
―― デネブ
秋槻「どうしたの、しかめっ面で」
報瀬「会いましたよ、例の写真の人」
秋槻「……ん?」
栞奈「おやぁ? 覚えていらっしゃらない?」
秋槻「ごめん、なんだっけ?」
報瀬「道頓堀に行きました」
秋槻「あぁ……! あれね!」
栞奈「そう、あれです」
秋槻「いや、もっと早く気付くと思ってたからさ……」
報瀬「大人ってずるい」
栞奈「私も見てみたかったんですよ。グラマラスでナイスバディな外国人さんに!」
秋槻「そっか、残念だったね」
報瀬「……ん?」
栞奈「残念ってそんな簡単に片付けていいことでは……ありますけども!」
報瀬「……なにをコソコソと」
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