116:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/14(火) 01:28:17.05 ID:JIKGxwEno
―― 岡山駅
マリ「わっ、見て! 面白い噴水があるよ!」
日向「おぉー、変なの〜!」
報瀬「……うん、変」
結月「なんだか腹が立ちますね、あの人……人のことをバカって言うなんて」
みこと「うん……!」
マリ「みこっちゃんが力強く同意した……珍しい」
日向「まぁ、そんな怒ることじゃないだろ。気にするな」
報瀬「また言われたら?」
日向「この黄金の右手で日向ちゃんパンチをお見舞いしてやる!」
マリ「それよりどうするの? 全然撮影してないけど」
結月「そうですよ。今日の夜には方向性決めておかないと」
日向「そうは言ってもなぁ……。
報瀬が普段通りに喋ってくれないと話にならないんだよなぁ」
報瀬「カメラを止めればいい」
日向「バカ」
報瀬「ば、バカにバカって言う方がバカなんです!」
結月「なんですでにテンパっているんですか……」
みこと「……」
マリ「みこっちゃん、いい案ない?」
みこと「……カメラを他に向けて喋るとか?」
日向「ん?」
報瀬「どういうこと?」
みこと「日常会話だけ撮りたいなら、映像に映ってなくてもいいから」
日向「あぁー、なるほど」
マリ「どういうこと?」
日向「報瀬にカメラを向けるとテンパるから、映さなければいいわけよ」
結月「……そうですね。好評だった動画は私たちの姿、映ってませんから」
報瀬「ラジオみたいにするってこと?」
みこと「そうすると、臨場感? がないから……映像は車窓を撮るだけで」
マリ「おぉー、いいねいいね! それならルックス関係ないし!」
日向「メガトンコークスクリューヘビースマッシュ日向ちゃんパーンチ!」
ドスッ
マリ「あ痛ぁッ!?」
結月「そういう番組、どこかで見たような……」
日向「要約すると、カメラは車窓を映して、私たちは勝手に喋ってるだけってことだ」
報瀬「……それなら」
マリ「やってみよう!」
pipipi
みこと「……?」
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