マリ「超特急デネブ?」結月「そうです」
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109:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/10(金) 12:58:00.48 ID:BmPgE/vWo

報瀬「お婆ちゃんは、おひとりですか?」

「ううん、お爺さんと乗車したのよ。今は個室で休んでるわ」

みこと「……」

報瀬「お二人で旅行ですか……。仲がよろしいんですね」

「うふふ、子供たちから還暦のお祝いにって、プレゼントされたの」

みこと「――……」

報瀬「素敵なプレゼントですね」

「私たち、若い頃からずっと忙しくてね……。子供たちと一緒に居る時間は少なかったんだけど……」

みこと「……」

「元気でいてくれればそれでいいって思っていたんだけどね……。だから、とっても嬉しいわ」

報瀬「……」

「あら、ごめんなさい……。こんな話……」

報瀬「とても感謝していると思います。……私の親も……そうですから」

みこと「……」

「そうなの?」

報瀬「自分のやりたいことの為に、家を空けていることが多くて」

「あらあら」

報瀬「だけど、そんな母が今では好きだって思えます」

「そう……それはとても素敵なことだわ」

報瀬「そう思えるのも……友達のおか……げ――!?」

みこと「?」


日向「嬉しいこと言ってくれるじゃないか……」グスッ

結月「報瀬さぁん……」グスッ

マリ「うぅ……」グスッ

栞奈「私のことをそんな風に……」グスッ


報瀬「あなたは違うから! さっき会ったばかりでしょ!?」


栞奈「いやぁ、ここは感動しておこうと思って」

報瀬「変に空気読まないで!」


「いいお友達にめぐり会えたのね」

報瀬「は……はい……」カァァァ



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