60: ◆ZHduIyUZNo[sage]
2018/07/30(月) 20:13:19.52 ID:zstzB+O7O
梨子「もし千歌ちゃんがお化けになったとしても、私が絶対気付いてあげるからね」
千歌「梨子ちゃん……ありがとねっ。……ううん、待てよ?」
梨子「どうしたの?」
千歌「なんかわたしが近々亡くなること前提みたいな話だよね?」
梨子「あっ……かもね。じゃあ私がお化けにさせない! それでどうにか」
梨子(あの日、四月の海に飛び込もうとした私を止めようとしてくれたみたいにね)
千歌「……そういうことにしとくね。あの日だってわたしが気付かなかったら、梨子ちゃんがお化けになってたかもしれないんだし」
梨子(あれっ!? これって以心伝心ってやつ//)ポッ
梨子「……そうなるね。改めてこっちこそありがとね」ペコッ
千歌「どういたしまして。お休み、梨子ちゃん」ノシ
梨子「うん、お休み」ノシ
梨子(どんなに暗くて寒い夜でも、太陽は必ず昇る。明日は来るよ、私達のために)
終わりです
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