29:名無しNIPPER[saga]
2018/07/29(日) 22:27:22.18 ID:WeynZiL80
自然に、さっきつねっちゃった方のほっぺたに手が伸びる
ほっぺたに触れると、そこだけ不思議と熱い気がした。あたしの手と、プロデューサーさんの肌が触れている、その部分だけが
「もう大丈夫だ。取り乱しちゃって悪かった」
「びっくりしたよ。部屋の事もそうだけど、まさか土下座しようとするなんてさ」
「やっぱりそこは俺の落ち度だしさ。ついつい、な」
この人はついついで土下座しちゃうの? そう思うと、急におかしくなってきて、笑っちゃった
「あはは、やっぱりプロデューサーさんは鈍感で変な人だねー」
「うるせ、鈍感も変も余計だよ。俺は俺だからこれで良いの」
締まらない言葉でまたおかしくなって、つられてプロデューサーさんも笑い出して、二人で笑いあった
一人でドキドキしてたのが馬鹿みたいに笑いあって、ちょっとだけ、ちょっとだけだけど、気持ちが楽になった気がした
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