888: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2020/06/06(土) 05:10:39.82 ID:xN2dVukDO
「どうした、来ないのか?私からばかりではなくそちらからも仕掛けてこい」
武蔵が構えて待っている、身体が十倍くらいに巨大化して見えるのは気のせいか、いわゆる小動物的視点なのか
「あーっ!あれはーっ!」
私はあさっての方向を指差して叫ぶ。これで気を反らしてその隙に…!
「……」
「あれはーっ」
おや?
ドドドドドドドドド
「お前は私を馬鹿にしているのか?」
「ひいぃっ!?」
武蔵からの圧力が一段と強くなる、若干の怒りの波動のようなものを感じてもう私は死にそう
―――本当に貴女は……しかし簡単には逃がしてくれそうにありませんね、死にたくないなら私の言う通りに動いてください―――
はい!何でも言って!
―――ん?今、なんて言っている場合でもありませんね、まずは―――
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