83:名無しNIPPER[saga]
2018/12/29(土) 16:50:07.43 ID:BWF1i+bVO
「行ってきます……」
返事の帰ってこない嘆きを部屋に投げて出社する。明石さんに会えななかった朝はなんとなく気分が落ち込んでしまう。
そういえばここ数日は朝に会うことは無かったし、昨日は早くに寝ていたようで俺が帰ってきた時にはもう部屋の電気が消えていた。最近体調が悪そうだったから心配だ、研究も大事だろうが自分の身も大事にして欲しい。
「こっちだって早く!」
「わかってるわ!」
「○○……!」
すれ違ったのは艦娘……か?なんでこんな陸地を走っているんだ?この辺に鎮守府は無かったはずだが。
それに胸の大きかった艦娘は何か名前を呼びながら走っていたが、すれ違いざまだったのでよく聞き取れなかった。
だが俺には関係の無いことだ、勝手にしておいてもらおう。それより俺は明石さんの事が心配なんだ。
「今日は食べやすいものを買って帰ろう」
俺はそう呟きながら会社へと向かっていった。
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