793: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2020/05/10(日) 23:39:54.96 ID:TDpnU3nDO
だから砲台には自前の砲弾をあたかも切り札のように装填。そして実際には無力な砲台を破壊させ自らの勝ちを確信した八島は必ず油断すると踏んだのだ
八島『このぉぉぉ!艦娘ごときがあたしを!がぁぁぁ!何でだ!何で動けない!?』
【―――その弾は貴女にも抵抗は不可能よ】
「富士さん」
少しは休息が取れたのか顔色が幾分良くなっている富士さんが私達の後ろに立っていた
八島『こいつは何なんだ!愚姉!』
【―――それはあの人が作ったものよ】
八島『!!!』
【…と言っても持ち込んだのは設計図だけだったけど。み…とある協力者に設計図を渡して頼んでみたら見事に再現してくれた。紛れも無く天才ねあの子】
「結局何だったんですか?あの弾は。当てさえすればとは聞いていましたが…」
【未来…過去かしら?とにかく今の世界には存在しない技術により作られた特殊砲弾…対象をその空間ごと抉り取り別次元に放逐する】
島風「SFの武器みたいな?」
【そうね、だけどその世界でも正式採用はされなかったけれど、砲弾ひとつに莫大なコストが掛かりすぎると計画は凍結されたわ。幾つかの試作品は封印され、そして設計図だけが残った】
「あの…抵抗出来ないというのは…」
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