792: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2020/05/10(日) 23:37:02.06 ID:TDpnU3nDO
私は再び砲を構え、八島に向ける。威嚇にもならない私の砲、避けるまでもない私の攻撃
八島『雑魚共が姑息な真似を!そんな攻撃があたしに効くか!弾が尽きた時がお前らの命が尽きる時だ!』
そして私は撃った。私達の攻撃は八島には通じない。奇襲により多少のダメージは与えられてもそこまでだ。だけど―――
ギュウウウウン!
八島『な!?』
八島を中心にまるでブラックホールのような黒い力場が発生し八島を拘束した
八島『何だこれは!ぐぅう!』
「…思っていました」
八島『あぁ!?』
「富士さんもそうですが貴女も対人戦には慣れていませんね?」
八島『は?あたしが…あたしがどれだけの人間や艦娘を殺したと思ってる!』
「それは圧倒的な火力や攻撃範囲で蹂躙するだけのものですよね、二人の戦い方を見ていて解りました」
早霜「確かに単体としてもその強さは私達では敵わない…だけど割りと隙は見付けられていたわ」
「だから陽動やフェイントには引っ掛かり易いと思いました。だから…」
八島がずっとこちらを観察しているのには気付いていた。この切り札もただ普通に使っては防がれるか避けられてしまう可能性が高かった
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