626: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/11/10(日) 22:29:49.65 ID:uNxJvj2DO
八島『それは…まさか…』
【こちらは既に装填は済んでいるわ】
八島『霊砲…だと!?』
およそ砲弾を撃ち出すような形状ではないそれには魔方陣のような紋様が縦横無尽に走っている。そしてその紋様が光を湛え脈動していた
【現世でなら貴女の荷電粒子砲に勝てはしないでしょうが…だけどここでは違う。むしろ霊砲は実体の無い者にこそ最大級の威力が出せる】
八島『燃料なんてここには無いはずだ!撃てやしない!』
【あら?ここにあるわよ?】
と、富士さんは自分自身を指し示した
「え…?」
【特殊な艦娘を燃料とする霊砲…それはつまりその魂を削ってエネルギーとする兵器…それなら】
その霊砲の中心に光が収束していく
【私自身の魂をその燃料にする事も出来る】
―――――。
「駄目ッ!!!」
私は考える間も無く富士さんに飛び付いた
【ちょ…朝潮!やめなさい!】
「駄目です!そんなの駄目!」
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