623: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/11/10(日) 22:22:40.77 ID:uNxJvj2DO
【だけどここでなら】
八島『そう…こんな風に』
と、八島が軽く腕を振ると彼女の背後の空に何かが―――
新棲姫「なんだ…あれは…」
空に…変わった形状の、あり得ない程に巨大なそれは浮かんでいた
富士さんの移動要塞に勝るとも劣らない程に巨大な空中要塞
至る所に無数の砲やミサイルポッド、そして形状の異なる幾つもの砲身。あれは…
「荷電粒子砲…ひとつやふたつじゃない…そんな…」
八島『時代遅れの実弾オンリーのお姉ちゃんに勝てるかなあ?』
【…やってみなければ解らないわ】
そうして富士さんは腕を差し伸ばし
【―――――――てっ!】
移動要塞に搭載されたあらゆる火砲が火を吹いた
呂500「きゃあああ!」
島風「ちょ…」
新棲姫「…衝撃も音も無いな」
よく見ると私達の回りに防壁のように薄い膜がかかっていた。巻き込まれて被害を受けないようにとの富士さんの配慮だろうか
その富士さんは腕を伸ばした姿勢のまま微動だにしない。普通ならあの攻撃を受けて無事で済むどころか跡形も無いだろう
900Res/720.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20