592:名無しNIPPER[sage]
2019/09/29(日) 23:33:19.91 ID:Vfmx5ZCA0
漣「じゃあ響さんは何を持ってきたんですかね!」
半切れになりながら響に持ってきた材料を出すように急かす。響はこれが私の好きなものだよと言いながら食材を取り出した
響「まずは野菜だね。誰も持ってこないとは思わなかったから少し足りないけど、無いよりはマシだよね」
人参やジャガイモといった野菜がテントに広げられる。その量は四人分にしては少ないが有るのと無いのでは大違いだ。
潜水新棲姫「これでなんとかカレーっぽくはなるな」
漣「まだです、響がアレを持ってきてないと終わりなんですよ!」
そう、この場には食材はあるがアレが無い。食材を持ち寄ってカレーを作るというのにルーが無いのだ
龍驤「ウチらが言えたことやないけど頼む!」
潜水新棲姫「このままだと野菜と肉の水煮を食べることになるのか」
響「もちろん買ってきてるさ」
漣「救世主現れる‥?」
響は袋の中から四角い箱を取り出す。そのシルエットを確認した漣は両手を挙げて喜び、龍驤はほっとした様子で起き上がる。潜水新棲姫もやれやれとため息をついていた時、響は三人の前に箱を置いた
響「はい、シチューのルーだよ」
漣「…」
龍驤「…」
潜水新棲姫「…」
響「もちろん牛乳も持ってきてるよ。さあ美味しいシチューを作ろうか」
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