573: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/09/24(火) 17:02:31.07 ID:140OFOwDO
「今の秋津洲さんにはそれだけの精神力は…」
【そうね…】
私は忘れるより憎む事で自分を保っていた、それが出来ない性格の人間ならどうするだろう。その答えが秋津洲さんのあの状態なのだ
入院した秋津洲さんに付きっきりで励ます明石さんの姿
そこにどういう訳が菊月さんが訪ねて来た。そしてその要件は…
「へ…?被害届けの取り下げ?というか逮捕されてた?」
寝耳に水というやつだ。私は普段島風提督の様子なんてあまり見ない。ごくたまに理由があれば、というくらいだ
【…当時の秋津洲が暴行されていた映像があったらしいわ、文月がそれを警察に渡したようね】
「反省してるのかと思ったら…」
新棲姫「それはそれ、これはこれというやつだろうな」
放火した事は謝罪してもやっぱり許す気は無いという事か
明石さんは当然菊月さんに文句を言うが、当の秋津洲さんはあっさりと取り下げにサインをして拇印まで押した
「…やっぱり秋津洲さんにとっては復讐だとか報いだとかは興味は無いんですね」
新棲姫「むしろ取り下げなければ逆恨みの報復という線もあるな」
「いくら何でもさすがにそれは…」
…無いとも言い切れない。今の島風鎮守府の面々…特に五月雨にはその恐れがあるとも思える
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