544: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/09/15(日) 04:13:29.64 ID:cTfw2jzDO
爆発があった鎮守府は厳戒体制になっていた
雪風と最初に接触したという憲兵さんが怪我を負い、北上さんが付きっきりで看病している。少し不安定になっているのか片時も離れようとはしない
たまたま表に出ていた重巡棲姫さんのおかげで漣さんは認識されずに無事だった
「これは運を味方にしているにしては…」
【使いこなせていないという事。本来ならおそらくその場に行く必要すら無いはずよ】
新棲姫「それは恐ろしいな…」
爆発により保管してあった艦載機がかなりの数失われてしまった。あの鎮守府にとって航空戦力は生命線だ。司令官達も頭を悩ませているようだった
支援もすぐには期待出来ない、悩みぬいた司令官はせめて周辺の深海棲艦と停戦出来ないかとレ級さん達に相談していた
しかしレ級さんが言うには交渉するべき姫や鬼は周辺の海域には既に居ないという
「レ級さんが暁さんの為に追い払ったんですね。つまりしばらくは艦載機が無くとも凌げそう」
新棲姫「…半端な事をしたものだな」
「え?」
モニターの中のレ級さんが司令官に懺悔する
それはつまり追い払った姫や鬼が何処に行ったか、それにより周辺の鎮守府に被害が出てしまっていたらしい
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