543: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/09/15(日) 04:11:44.54 ID:cTfw2jzDO
「組織の雪風が漣さんを狙って…」
新棲姫「運を味方にしているとはとんだチートだな」
【そうね…不幸中の幸いと言えるのか本人も含めてその力を使いこなせてはいないけれど】
「それはいったい…」
【運を操り自らの都合の良い事象を呼び寄せる…それは全体の一部に過ぎないわ】
新棲姫「なんだと?」
【彼女自身も気付いてはいないけれど…あれは…運命を操る力】
運命を…操る…それはまるで…
【…運が良いとか悪いとか、突き詰めればそれは運命そのもの】
【どうしてあの雪風がそんな力を持っているのか私にも解らない…だけどそんな力に頼り続ければどうなるか…】
きっと最後には破滅してしまう…そう富士さんは言った。そして呟く
【これも…もしかしたら私が扉を開いたせい…そうだとしたらあの扉は…】
その先の台詞は続かなかったが私にはなんとなく解った
願いをなんでも叶える都合のいい扉なんて無いのだと
扉とはいったい何なのか…誰が作ったものなのか…これはむしろ破壊するべきものなのかもしれない
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