537: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/09/12(木) 09:01:35.44 ID:Gn1vPz2DO
そんな話をしていると謎の駆逐艦のすぐ側にアケボノさんや菊月さんが突然現れた
驚き威嚇しようとする駆逐艦に菊月さんが腕を振り―――
ゴンッ!
ものすごい音がした
『うわぁ…痛そう』
「あの武器は確か…早霜が使っていた錘ですかね」
錘を後頭部に受けた艦娘は気絶。探しに来た司令官達に夕張さんは怪我も無く保護された
再び記憶を消そうかと言うアケボノさんの申し出を断り司令官が夕張さんを連れ帰る
謎の駆逐艦は菊月さんが何処かに連れて行ってしまった。果たして無事に済むのだろうか、拷問でも平気でしそうなイメージが彼女にはあるが…
そして鎮守府に帰って来た夕張さんはそれからも壊れたまま、真夜中に悲鳴を上げ泣き叫んだりしている
「記憶…消した方が良かったんじゃないでしょうか…」
新棲姫「再び思い出した時のリスクもある。この場合どちらが正しいとは一概に言えないだろうが」
『自ら乗り越えさせる…か…なかなか厳しい選択だね』
それからもしばらく夕張さんの悲鳴が鎮守府に響き渡る日が続く事になる
果たして彼女の足りない、欠けた部分を司令官達は補えるのだろうか…
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