518: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/07/18(木) 05:25:15.52 ID:bgBXNCBDO
「昔の明石さんの実験で浜波さん以外は皆死んでしまっていた…」
潜水新棲姫「つまり今の明石にとってあの浜波はすがる藁、地獄の蜘蛛の糸と言った所か」
「じゃあもし仮に浜波さんが死んでしまったら…」
潜水新棲姫「明石は償う相手を求めてあの世まで…この場合この世か?…まあいいか、追いかけていたかもな」
「確かに…それはありそうな話ですね…というかまず間違い無くそうなる気がします」
そうして自らの過去に苦しむ明石さんに浜波さんは改めて、たどたどしくもはっきりと自分はこのままでいいのだと目を見て訴えた
許すにしても義足はあった方が何かと助かるのではないかとも思ったがその理由は龍驤さんが既に見抜いていたようだった
「なるほど…脚を失った事で彼女の司令官と急接近するきっかけになったと…」
潜水新棲姫「大人しそうな顔をしてなかなかやり手のようだな」
「意識して利用したのかは判りませんが…」
潜水新棲姫「あの口振りは自らのハンデを利用してアイツの提督を手に入れたように聞こえるがな」
争奪戦に勝った、彼女はそう言った。おそらくは新棲姫さんの言う通りなのだろう
「なんだか…あちらの鎮守府も結構大変そうですね…色々と」
男性が絡むと女は変わる。良くも悪くも。浜波さんが刺されたりしなければいいけどと私は思った
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