492: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/07/08(月) 01:37:15.20 ID:qkqheJjDO
「貴女は…」
それでいいんですか?と問いかけようとした言葉を飲み込む。…いい訳がないのだ。それでも彼女はそれを選んだ
潜水新棲姫「とにかくだ、今となってはこちらから出来る事はもう何も無い。あとはあちらのワタシに任せるしかない」
「でもあんな状態では…」
潜水新棲姫「そうだな…正直失敗だった気もする。あれでは復活させた意味が無い」
大切な人と触れ合えない寂しさは二人にかなりの負担になっていた。泣きながら独り眠る。そんな日々が数日続いた
周囲からの説得にも聞く耳を持たないあちらの潜水新棲姫。あくまで自分は別人として振る舞っている
潜水新棲姫「まったく…頑固な奴だな」
「自分の事じゃないですか…」
潜水新棲姫「まあそうなんだが…こう客観的に見せられると良くない部分も見えてくるものだな」
「…後悔していますか?」
潜水新棲姫「ワタシの償いの犠牲にするつもりなどはもちろん無かったが…結果的にそうなってしまったな…」
そんな時見かねた重巡棲姫さんが説得に乗り出した。漣さんも同じ罪を犯していたのだと、そしてその後既に報いを受けたと
そして一度は殺された潜水新棲姫も同様に罪の清算は済んでいるのだと
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