258: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/04/04(木) 05:01:10.44 ID:NvpBgk+DO
「戦争の…終結…本当に…?」
正直信じられなかった。こんなにあっさり終戦出来るならここまで戦争が続いたのは茶番劇もいいところだ。そしてそれは司令官達も同様なようで調査に向かわせたりしていた
『賠償金とか言ってたからきっとそれに釣られたのかもねぇ』
「仮にも軍隊がそれでいいんですかね…」
そもそもちらりと見た限り、あの深海提督というのは人間だった。それが一人。全ての深海棲艦を従えて停戦させるなんて可能なのだろうか
「まぁ疑問は残りますが…過程はどうあれこれで平和になるならやっと司令官達も幸せになれますね…」
『だと良いんだけどね…』
「また意味深な事を言う…これからは誰も傷付かなくて済むようになるんです。私みたいな境遇になる艦娘ももう生まれない」
そうしたら私は幸せに暮らす司令官達を眺めながら自分の中に残った後悔と付き合いながら過ごし、そしていつかは私もあの川を渡るのだろう
生まれ変わったら司令官の子供になれたらいいな。そうしたら気兼ねなく甘えられるのに。そしてお父さんのパンツと一緒に洗濯しないでください!とか言って司令官をへこませたりしてからかうのだ
900Res/720.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20