伊織「わ、私そんなつもりじゃ……!」
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25:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:40:35.68 ID:h/NAro9Ho
やよい「だから、全部本当のことなの。伊織ちゃんのと、私の、全然違うって……。
   ネクタイだけじゃなくて、他のいろんなものも。
   でも伊織ちゃん、優しいから、今まで言わないようにしてくれたんだよね?
   私が持ってるものとか、全然ダメだーって思っても、言わないように……」

以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:41:44.92 ID:h/NAro9Ho
伊織「ッ……!!」

やよい「!? い、伊織ちゃん!?」

自分の胸に付いてたブローチ。
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:43:20.61 ID:h/NAro9Ho
ボロボロと涙がこぼれる。
やよいに掴まれた腕が、ゆっくりと下がる。

伊織「……嫌よ……私、そんなの、いや……」

以下略 AAS



28:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:45:08.84 ID:h/NAro9Ho
やよい「私も……」

ほとんど吐息みたいなその声に、私は涙でいっぱいの目を向ける。
やよいは……もう、笑ってなかった。
唇をきゅっと噛んで視線をおろす。
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:46:57.45 ID:h/NAro9Ho
やよい「い、伊織、ちゃんは、私のことがきらいで……あんなこと、言ったんじゃない、って……。
   私、わ、わかってたのに、なのに、でも、私、わたしっ……」

伊織「やよい……っ」

以下略 AAS



30:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:49:00.77 ID:h/NAro9Ho
やよいは涙でぐしゃぐしゃの顔で、私を見る。
きっと私も同じような顔で、やよいの顔を見返す。

伊織「私のこと、きらいって思った気持ち、全部……全部、話して……!」

以下略 AAS



31:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:50:12.50 ID:h/NAro9Ho
やよい「私、一生懸命、作ったのに……っ……がんばった、のに……!
   ひどいよ、伊織ちゃんっ……ひどいよぉ……!」

伊織「やよい……! ごめんなさい、本当に、ごめんなさい……!
  私、やよいと、仲直りしたいの……だから……!
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:50:48.03 ID:h/NAro9Ho



翌日、事務所

以下略 AAS



33:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:51:48.63 ID:h/NAro9Ho
P「なんせ、やよいの手作りだからな。そう簡単に捨てさせるわけにはいかないさ。
 と、まぁそれは置いといて……伊織はさっきからどうしたんだ?
 なんだかモジモジしてるし、顔が赤いようにも見えるけど」

伊織「えっ!? あ、えっと、その……。や、やよい、本当に渡さなきゃダメなの?」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:52:29.80 ID:h/NAro9Ho
伊織「そ、そうよ、感謝しなさい!
  いつもよく働いてる下僕のために、この伊織ちゃんが特別に……」

やよい「もー、伊織ちゃん、言ったでしょ? ちゃんと正直に言わなきゃ、めっ! だよ!」

以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2018/07/28(土) 20:53:12.23 ID:h/NAro9Ho
やよい「ね、言ったでしょ、伊織ちゃん!
   プロデューサーならぜーったい、喜んでくれるって!」

伊織「そうね……。ふふっ、ありがとう、やよい」

以下略 AAS



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