16: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:00:47.82 ID:vuy2vrfi0
P「良い傾向ですね」
美波「……で、でもっ!ダメですよ!あんまり過激なのは……パパに怒ってもらいますからね!」
P「フフフ、美波のパパも口では怒ってても、玄関にはデカデカとパネル置いてるし心は正直やんなぁ……!(反省してまーす)」
17: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:05:51.17 ID:vuy2vrfi0
P「……ではここらでアイドルとしての美波の良いところを挙げるぞ」
美波「……え?今までのはアイドルとしての長所じゃなかったんですか!?」
P「いや、アイドルとしてももちろん長所だけどさ。人間的な魅力というか?」
18: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:09:38.49 ID:vuy2vrfi0
P「柔らかくて、すごく伸び伸びとした声というか……まさに人間としての美波をそのまま表してるような気持のいい声だよ」
P「普段は穏やかで、優しくて……だけどライブでは激しく、かつ美しい……まさに美波そのものだ」
美波「……」///
19: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:12:47.47 ID:vuy2vrfi0
P「日々の仕事で荒んで、痛んで明日への希望なんか何も見いだせない俺の心」
P「それをただ激励するのではなく、優しく包んで受け入れてくれる」
P「その上で導いてくれるんだ、前へと」
20: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:15:29.14 ID:vuy2vrfi0
P「それに対して今回の『Voyage』は、美波の優しさの側面を全面に出している。とにかく穏やかで全てを許してくれるような慈愛の歌、この歌の魅力を120%引き出しているのは美波の声だからこそさ……」
P「もし俺が死んだらこの曲でヴァルハラに導いてほしいよ……頼んだぜ、美波……」
スーッ
21: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:19:38.37 ID:vuy2vrfi0
P「では次……家族思い!」
美波「家族思い、ですか?別に、普通だと思いますけど……」
P「いやいや……俺、姉貴がいるんだけどさ、美波の歳の頃の姉貴なんてひどいもんだったよ」
22: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:23:14.96 ID:vuy2vrfi0
美波「そ、それはちょっと極端な例じゃないでしょうか……」
P「まぁそういうわけだから、俺の中の姉像は恐怖の対象だったのさ」
23: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:27:30.16 ID:vuy2vrfi0
P「いやいや、普通じゃないですよ……普通のお姉ちゃんは自分のライブに弟呼んで投げキッスしたりしないですよ……飛ぶのは肘鉄砲ですよ」
美波「……!?ちょ……」
24: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:32:00.13 ID:vuy2vrfi0
P「……とまぁまだまだ正直全然紹介し足りないんだけど、そろそろ本命のところを話そうと思う」
美波「本命、ですか?」
P「ああ、俺が、俺自身が特に感銘を受けたところだ」
25: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:34:50.96 ID:vuy2vrfi0
P「美波は、なんでもできる」
P「撮影の時のカメラマンさんも言ってたし、実際に美波も良く人に言われるだろう?」
美波「……」
26: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:38:52.40 ID:vuy2vrfi0
P「ステージの上でだってそうだ」
P「流れるようなダンスに付随するように、まるで水の如く流動する美しい声」
P「優れた運動神経に裏付けされた強い体幹から生み出される、流麗ながら力強いステップ」
27: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:42:19.66 ID:vuy2vrfi0
P「だが、俺は、俺たちは知っている」
P「その女神の力は決して、天から与えられたものだけでは無いと、知っている」
P「その強さの本当の源泉を、知っている」
28: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:44:54.09 ID:vuy2vrfi0
P「美波の本当の強い武器は、その容姿でも才能でもない」
P「折れぬ鋼の克己心」
P「絶対に譲らない、という一本芯の通った『我』」
29: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:48:48.80 ID:vuy2vrfi0
P「……本当はな、たまには弱音も吐いてほしいんだ」
P「美波は必要以上にいろんなものを背負い込んでしまうことがある」
30: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:51:48.66 ID:vuy2vrfi0
P「俺は頼りない男かもしれない。給料は安いし、彼女もいないし、机の上は汚いし」
P「だけど、美波と一緒にこの道を進みたい気持ちは誰にも負けないから……」
31: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:55:21.80 ID:vuy2vrfi0
美波「……さっき、プロデューサーさんは私を褒めてくれましたけど」
美波「私が頑張れるのは、プロデューサーさんが頑張ってくれるからですよ」
32: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:58:20.75 ID:vuy2vrfi0
美波「プロデューサーさんはいつも全力でお仕事をして、私にいろいろなお仕事を取ってきてくれます」
美波「だからそれに応えられなきゃ、負けだって思うんです」
美波「私が負けたくない、絶対にやらなきゃならないって思えるのは、プロデューサーさんのお仕事に込められた期待を感じ取れるからです」
33: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 21:01:30.71 ID:vuy2vrfi0
美波「だから、私からお願いさせてください」
美波「これからも私を、プロデューサーさんのアイドルでいさせてくれますか?」
P「……当然だよ……俺は死ぬまで……いや、死んでも美波のプロデューサーだ……!」
34: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 21:03:12.78 ID:vuy2vrfi0
以上で終わりです。
残り3時間しかない美波の誕生日を全力で祝いますよ私は!
35:名無しNIPPER[sage]
2018/07/27(金) 22:57:51.21 ID:HY3+MNaB0
乙
こういのすき...
36:名無しNIPPER[sage]
2018/07/28(土) 05:52:30.45 ID:Pxsx5Z5nO
悲報
まとめサイトあやめ速報、あやめ2nd
盗作に関与したことへの謝罪文をこっそりと削除
またまたもみ消し
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