24: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:32:00.13 ID:vuy2vrfi0
P「……とまぁまだまだ正直全然紹介し足りないんだけど、そろそろ本命のところを話そうと思う」
美波「本命、ですか?」
P「ああ、俺が、俺自身が特に感銘を受けたところだ」
25: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:34:50.96 ID:vuy2vrfi0
P「美波は、なんでもできる」
P「撮影の時のカメラマンさんも言ってたし、実際に美波も良く人に言われるだろう?」
美波「……」
26: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:38:52.40 ID:vuy2vrfi0
P「ステージの上でだってそうだ」
P「流れるようなダンスに付随するように、まるで水の如く流動する美しい声」
P「優れた運動神経に裏付けされた強い体幹から生み出される、流麗ながら力強いステップ」
27: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:42:19.66 ID:vuy2vrfi0
P「だが、俺は、俺たちは知っている」
P「その女神の力は決して、天から与えられたものだけでは無いと、知っている」
P「その強さの本当の源泉を、知っている」
28: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:44:54.09 ID:vuy2vrfi0
P「美波の本当の強い武器は、その容姿でも才能でもない」
P「折れぬ鋼の克己心」
P「絶対に譲らない、という一本芯の通った『我』」
29: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:48:48.80 ID:vuy2vrfi0
P「……本当はな、たまには弱音も吐いてほしいんだ」
P「美波は必要以上にいろんなものを背負い込んでしまうことがある」
30: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:51:48.66 ID:vuy2vrfi0
P「俺は頼りない男かもしれない。給料は安いし、彼女もいないし、机の上は汚いし」
P「だけど、美波と一緒にこの道を進みたい気持ちは誰にも負けないから……」
31: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:55:21.80 ID:vuy2vrfi0
美波「……さっき、プロデューサーさんは私を褒めてくれましたけど」
美波「私が頑張れるのは、プロデューサーさんが頑張ってくれるからですよ」
32: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 20:58:20.75 ID:vuy2vrfi0
美波「プロデューサーさんはいつも全力でお仕事をして、私にいろいろなお仕事を取ってきてくれます」
美波「だからそれに応えられなきゃ、負けだって思うんです」
美波「私が負けたくない、絶対にやらなきゃならないって思えるのは、プロデューサーさんのお仕事に込められた期待を感じ取れるからです」
33: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 21:01:30.71 ID:vuy2vrfi0
美波「だから、私からお願いさせてください」
美波「これからも私を、プロデューサーさんのアイドルでいさせてくれますか?」
P「……当然だよ……俺は死ぬまで……いや、死んでも美波のプロデューサーだ……!」
34: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/07/27(金) 21:03:12.78 ID:vuy2vrfi0
以上で終わりです。
残り3時間しかない美波の誕生日を全力で祝いますよ私は!
36Res/14.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20