68:名無しNIPPER[sage]
2018/07/27(金) 19:23:34.34 ID:YwSoJMOz0
「はぁ、まあいい。それにしても先輩、また一段と手強そうに。大学でも麻雀続けてるんですよね?」
「うん、続けてるよ」
「やっぱり大学の一部リーグに出てくるような人って高校より強いんですか?」
「うーん、どうだろう。みんなみたいな派手で強い打ち手は大学行かずプロにスカウトされていくことが多いからね。でも……その分、大学でも変わらず麻雀続けるような人ばかりになるし強いというより上手い人は多いかも」
「なるほど、じゃあ先輩もそこの色に染まっていると」
「い、いやそういう意味で言ったわけじゃないよ」
先輩が顔を隠すように両手をわたわたと振る。その横でなにやら神妙な面構えをしていた淡が、その表情を崩して口を開いた。
「ねえもう一回、もう一回やろ! パンケーキセンパイの打ち方もわかった今、私に負けはないよ!」
「えっと、どうしようか弘世さん」
「私が代わります。先輩は亦野の後ろにいてやってください」
「えー、つまんないの」
「また今度来るから。そのときね大星さん」
「尭深がお茶いれてくれたら再開しようか」
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