照「わたしに妹はいない」久「……そう」
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115:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/10(金) 16:15:03.39 ID:xYguyNQm0
インハイ団体二回戦でプレッシャーに押し潰されたときの私や、長野決勝で南場にも関わらず持ち直した優希。靴下を脱いだときの咲なんかもこの類いかもしれない。清澄に限らなければもっと思い当たる。天江さんの支配を打ち破った池田さんなんかは最たる例だろう。

「今の話を信じるなら、宮永照の聴牌や和了も遅くなるってことよね?」

「ああ、データにしづらいだけでオカルト持ちも例外じゃないと思う」

「ふぅむ……。うん、決めた」

それなら真っ正面から早さで戦うのもありかもしれない。理想は早い打ち手、そして三年特有のブーストがかかっていない打ち手。

「和と優希が打つ、プランBの方向で行くわ」

「私もそれがいいと思う」

「えっ、それありっすか……」

「なにかまずそう?」

「いや、てっきり賭けの当人たちは出るの決まってるのかと思ってたので」

「あー。ま、いいんじゃない? その辺りはなんにも話してないから」

「……」

俗に言う、のかわからないがこれはジト目というものなんだろう。
モモちゃんから冷ややかな目が向けられる。
元々ゆみ一人への相談のつもりだったが、思わぬところから虚を突かれた。せっかくいてくれるのだ、ならではの質問をしてみよう。


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