男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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897:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2019/02/02(土) 21:49:46.49 ID:BYtRnrJk0
ロウェナ「んもう、お姉さんも食べたいから体貸してよね」

ミレイア「嫌だけど?」

ロウェナ「じゃあ僕。お願いっ」

両手を合わせてウィンクをするロウェナさん。

憑りつかれることはあまり好ましくないけれど、一人だけ仲間外れというのも

と思って了承しようとした時、リリさんが口を挟んだ。

リリ「テケの体でよろしければお貸しします」

ロウェナ「ほんと!? やったぁ!」

両手をあげて喜ぶロウェナさん。さっそくと言ってリリさんの後ろに回り込むが

ロウェナ「ん? んん?」

リリさんの中にすっと入りこむことなく、リリさんに向けて両手を向けて難しそうな顔をしている。

どうしたのだろうか。

ロウェナ「入れないよぉ」

しょんぼりと肩を落とす。

憑りつける人と憑りつけない人がいるのだろうか。

リリ「テケになにか不足していたのでしょうか」

ロウェナ「わかんない。憑りつけない人は初めてだよ。あんまり憑りついたことないけどさ」

男「えーっと、じゃあ、僕に」

ロウェナ「よしきた!」

ぱっと消えて

ロウェナ「じゃあいくよ」

いつの間にか耳元で声がした。

そして首の後ろがすっと冷えて、へその下あたりがむずむずして


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