男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
1- 20
896:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2019/02/02(土) 21:41:33.70 ID:BYtRnrJk0
皆が同じ卓を囲めるほど大きなテーブル。

その上にはメイドちゃんが作った海鮮具だくさんなスープと、焼きたてのパン。

本当にメイドちゃんはなんでもできるなぁと改めて感心する。

昔色々と仕込まれたらしく、持ち前の向上心と相まって毎日毎日メイドちゃんはより進化していく。

手さぐりで少しづつしか進めてない僕とは大違いだな。歳のせいだろうか。

ベル「いっただっきまーす!」

元気いっぱいにパンを齧るベルスタシアさん。

それと対照的に

ミレイア「………つ、っら」

今にもスープに顔を沈めてしまいそうなほどうつらうつらしているミレイアさん。

昼夜逆転しているせいか、寝起きは厳しいらしい。

目の下の隈もいつも以上に濃いように見える。

ジェラ「あの、おかわりってありますか?」

メイド「はい、今すぐ」

ジェラ「あっ、いいんですよ。僕が行きますから」

ヒヅキ「………」つ皿

自分の皿とついでにと差し出された皿を持ってジェラルド君がキッチンへと消える。

ヒヅキさんはいつもと変わらず仏頂面ではあるけれど、どこかほころんでいるように感じた。

幸福な朝食。

久々に心休まる時だ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
975Res/438.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice