男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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801:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2019/01/21(月) 19:32:35.99 ID:FbqSFH5/0
ロウェナ「お! あれだ!」

ロウェナさんが暗闇を指す。そちらのほうに灯りを向けると古びた木造の一軒家があった。

古びたというより朽ちかけていると言ったほうがいいかもしれない。十年ちょっと人が住まなかっただけでここまで朽ち果てはしないだろう。

正直な話入りたくはない。

だけど

ロウェナ「おねーさんがいっちばーん!」

ロウェナさんがぐんっと飛び込んでいったからついて行かざるを得ない。

置いてかれないように小走りで僕も中へと入る。

扉を横に滑らせると、少しつっかえながらも扉は問題なく開いた。

鍵なんかはないようだ。

ロウェナ「わー、時代を感じるねぇ」

内装も外と同じく古びていた。煤けた棚の上には欠けた写真立てが倒れている。

同じく煤けたタンスから一つ引出が抜かれ床へと落ちていた。

男「怖いですよ、やっぱり」

ロウェナ「うーん、おねーさんもちょっぴり怖いよう」

ロウェナ「でも進む。それがおねーさんイズムである」

なんて訳の分からないことをいいながらロウェナさんによる探索が進んでいく。

ロウェナ「ん! おぉ!」

男「なにかありま―――」

ロウェナさんが消えた。


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