男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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786:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2019/01/16(水) 21:54:51.27 ID:PgjaTk+U0
「―――い、――せい」

海の水は冷たくて、苦しくて、それよりも何も見えないのが怖くて―――ロウェナさんの顔すら見えなくて

「せんせいっ!」

男「!」

濡れてなかった。落ちてもなかった。明るい電気の光。

ミレイア「なに、今さら怖気づいたっての? 後つかえてるんだからさっさといきなさいよ」

ロウェナ「どうしたのさー。いきなりぼーっとしちゃって」

ロウェナ「せっかくおねーさんとデートなんだからぼーっとしちゃノーなんだからねっ」

男「ごめん、ぼーっとしてた」

どうやらさっきまでのは全て幻だったらしい。

怖がりだとは思っていたけど幻覚を見るまでとは思ってなかった。

ミレイア「ほら、さっさいった、いった」

ミレイアさんに背中を押される。

ロウェナ「ほらいこっ」

ロウェナさんの差し出した手を僕はすぐに握ることができなかった。

ロウェナ「? もしかして照れてるのかい、ぼく」

男「い、いえ。ありがとうございます」

ロウェナさんの手を握る。

ロウェナさんは僕の手を強く引き―――

なんてことはなく嬉しそうにふわふわと浮き上がっていた。

ロウェナの好感度【60】


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