男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2019/01/14(月) 18:16:11.27 ID:vMyuRbNI0
男「はぁ!?」
ミレイア「はぁ!?」
二人そろってまったく同じ音を出す。
だって水晶玉に浮かんできた文字はミレイア、しかもなぜかちゃん付けだったからだ。
ベル「と、いうことです!」
ミレイア「これなんか仕込んでるんでしょ!?」
ベル「いやいや仕込んでないよ!」
ミレイア「拒否! 拒否!! 断固拒否、絶対拒否よ!! ありえないわこんな奴と同じ部屋で寝るなんて!!」
そこまで言うつもりはないけど僕だって同じ意見だ。女の子と同じ部屋で寝るなんて許されるわけがない。
ベル「駄目です! アンカーは絶対なんだから」
ミレイア「知らないわよそんなの! ここは私の家の所有物でどうするかは私が決め「従わないと爆発するんだよこれ」はぁ!?」
二度目の驚愕。
どうやらアンカーに記されたことは実行しないと爆発するらしい。たちの悪いことに驚かせる程度ならまだし辺り一帯を吹き飛ばすくらいの威力はあるらしい。
なんでこんなものを………
ベル「ということだからじゃ!!」
無責任に自分の部屋に戻るベルスタシアさん。
残された僕とミレイアさんはお互いに顔を見合わせる。いったいこれからどうすれば。
ミレイア「せいっ」
男「ぐふっ」
ミレイアさんの八つ当たりをみぞおちに受けた僕は廊下に倒れふし、ミレイアさんは肩を怒らせながら部屋へと入って行った。
メイド「ご、ご主人様。やっぱり私の部屋で」
男「ミレイアさんの部屋で寝ないとどうやら爆発するらしいんだ………」
それさえなければソファーで寝るのもやぶさかじゃないって言うのに。
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