男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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711:亜人好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2019/01/09(水) 21:58:55.45 ID:6bCaaYjl0
長い長い坂を下るとそこは一面の海景色だった。

白い砂浜。青い海。

これを僕たちで独占できるのが不思議だ。

サレム「はぁ、はぁ」

ジェラ「サレムさん大丈夫ですか?」

ミレイア「荷物持ってきすぎなのよあんた。人でも誘拐するつもり?」

サレム君は大きな大きなリュックに今にも押しつぶされそうだ。

他の人の荷物の数倍ある。人ひとりくらいなら簡単に隠れれそうだ。

一体何が入っているのだろうか。

モゾモゾ

男「!?」

ジェラ「何が入ってるんだぁ?」

サレム「万が一の自体に備えたものを色々と。しかしこんなに重いとはどうやら詰め過ぎてしまったみたいです」

男「さ、サレムくん?」

サレム「どうされました?」

男「今、サレム君のリュックが動いたような」

サレム「ひっ。こ、怖い話はやめてくださいっ」

ロウェナ「まだまだこっちのほうは暖かいから怪談話ができちゃうね」

幽霊が怪談話とは。

しかし学園周りでは肌寒いのにこちらは不思議と暖かい。

マナのバランスが違うのだろうか。

学者的な好奇心が湧いたけれど旅行中だし深くは考えないでおこう。

ミレイア「泳ぐには最後の機会かもしれないわね」

ルーティ「泳ぐのあんまり得意じゃないんだよねー。あれヒヅキちゃんなに食べてるの?」

ヒヅキ「イカゲソ」


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