男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2019/01/08(火) 20:46:24.39 ID:yp+B89+r0
駅の時計台を見ると時間は朝の8時を周ろうとしていた。
待ち合わせの時間は8時。おそらくもうそろそろ誰かが。多分
ジェラ「はぁ、はぁ、お待たせしましたっ」
予想通りジェラルド君だった。
片手にバッグ、片手に頭を抱えて人ごみに流されまいと踏ん張ってこっちへ向かって来ている。
ロウェナ「両手が塞がっている今なら痴漢できるね」
男「何を言ってるんです?」
するわけないだろう。いくらジェラルド君が女顔だからって。
いや、別に男だからしないってわけじゃないよ。痴漢そのものをしないってことだよ。
ベル「おはようっ! ハッピーデイズだねっ!」
ルーティ「みゃはは、いえーいっ、ハッピーでーいず!」
次にベルスタシアさんとルーティさんが一緒に。
リリ「! 待たせてしまい申し訳ありません」ペコリ
リリさんが8時ちょうどに
サレム「! 負けてしまいましたか」
十秒ほど遅れてサレム君が
プライヤ「ふわぁ、眠いぞぉ」
5分ほど遅れてプライヤ君が
ヒヅキ「………」モグモグ
10分ほど遅れてヒヅキさんが何かを食べながら
男「………遅いなぁ」
後はミレイアさんだけ。主犯は一体いつ来るのだろうと待っていたら。
キャーッ
ウワァッ
人ごみから悲鳴が上がっていた。
そちらを見ると二つに割れていく人の波。その中心を走ってくるのは
男「!!?」
黒くて長い魔導車。その車は僕たちの前に止まると。
ミレイア「あーっはっは。待たせてしまったわねっ」
なぜか遅刻したことを誇らしげにしているミレイアさんが現れた。
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