4:名無しNIPPER[saga]
2018/07/25(水) 14:33:48.53 ID:qmG6g0Z+0
藍子「……うーん。ちょっと怯えすぎな気もしますけど、でも『石橋を叩いて渡る』って言いますし。いつもより慎重になることで、転ばずに事務所に来れたなら、かえって良かったんじゃないですか?」
歌鈴「え? 転びましたよ? 二回くらい」
藍子「えぇっ!?」
歌鈴「占いの力がこれほど恐ろしいとは……今度朋さんに会ったら、いろいろ教えてもりゃって……あっ」
藍子「……これ、本当に占いが関係してるのかな……?」
歌鈴「それでですねっ」ズイ
藍子「は、はいっ」
歌鈴「その占いによると、私の厄を落としてくれるラッキーパーソンが、藍子ちゃんなんですっ!」
藍子「えぇと、つまり、ラッキーアイテムの、人間版……っていうことですよね?」
歌鈴「そうですっ! だから、今日は出来るだけ、藍子ちゃんの側にいさせてもらいたいんでつっ! はぅっ」
藍子「事情はわかりました。……でも……」
歌鈴「や、やっぱり、迷惑ですか……? ……ですよね。私のドジが藍子ちゃんにまでうつっちゃったら、大変ですし……」
藍子「そんな。迷惑なんかじゃないですよ?」
藍子「ただ、今日は予定が別々ですし……事務所にいる間は大丈夫ですけど、そのあとはどうしましょう?」
藍子「私はラジオの収録で、歌鈴ちゃんは、来月のフェスに向けてのレッスンでしたよね?」
歌鈴「あわわわわ、そ、そうでした……」
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