高森藍子「夕美ちゃんと私の秘密」
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4: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/07/24(火) 20:14:29.20 ID:20KASOLLO
夕美「さてと…一人っきりだとこの部屋もけっこう広く感じるね。そうだ、事務所の中にあるお花を日の当たる窓辺に置いてあげようっと」

夕美「うん、ゼラニウムは今日も綺麗に咲いているねっ!」

夕美「あっ、ビオラに新しい芽が出てきてる。こっちも綺麗に咲くといいなあ」

トントン

夕美「うーん、カンパニュラはちょっと育ちが遅いかな?肥料を追加しておこうかな。えーと、確かここにアンプルが…あっ、これこれ」

「…ません…」

夕美「ほーら、パニュラちゃんご飯あげるからねー、いっぱい栄養つけて早く元気になってね♪」

「あのー、すみませんっ!」

夕美「うわっ!は、はいハイッ!」

「あっ、ごめんなさい、ここってシンデレラプロダクションですよね…芸能事務所の」

夕美「は、ハイ。そ、そう、そうですよ」

「良かったぁ…エレベーター降りたら目の前に鉢植えのお花が並んでいるから間違えちゃったかと思いました、ふふっ」

夕美「あ、ごめんね。この時間はここが一番陽当たりが良いんだ」

「そうなんですか、どれも綺麗に咲いてますね。これは全部あなたが育てているんですか」

夕美「うん、私は毎日事務所に来るわけじゃないから水やりとかはプロデューサーさんやちひろさんにお願いする事もあるけどね」

「あっ、これニリンソウですよね。花がちっちゃくて可愛いなあ、これ鉢植えでも育てられるんですね」

夕美「うん、もしかして野生のを見たことがあるの?」

「はい、森にお散歩に出かけた時に…ちょっと待ってて下さいね、確かその時の写真が…ああ、ありました。これです」

夕美「わあ、綺麗…」

「あんまり広い範囲じゃなかったんですけど、ちんまりと水辺に集まっていたんですよ。そうそう、この時なんですけど…」


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