7:名無しNIPPER[saga]
2018/07/23(月) 16:34:55.78 ID:erVlFG5rO
みほ「あ、い、逸見さ……!」
エリカ「ッ!!!!????、な、何してるのよ! 信じらんない!」
みほ「あ、あのっ」
エリカ「ありえない! 共同部屋なのよ!? 私がいないからって──」
みほ「え!? え!?」
みほ(ど、どうしようエリカさんすごく怒ってる! おしりに薬を塗るのってそんなに変!? 私、子供の頃からずっとだし、感覚がズレてるのかな……!?)
みほ「ほ、本当にごめんなさい! いつもはトイレでぬってるんだけど……!」
エリカ「トイレでって、聞いてないわよそんな事!! 最低!! あなた大人しそうな顔をして──って、……ん、え?」
エリカ「……塗る……って?」
みほ「こ、これ……」
『ボラギノール』
エリカ「……!?」
みほ(うぅ、恥ずかしいよぅ。おしりのこと人に話すのって、お医者さん以外じゃ久しぶりだし……)
みほ(……それに……)
──隊長の妹のくせにって……きっとまた、笑われる──
みほ「……。」
エリカ「ぇあ、あぁ……なるほど……そういう事だったのね……」
みほ「ごめんなさい、逸見さんがいないからと思って……」
エリカ「うぇあ……う、ううん、いい。私こそ一方的に怒鳴ってごめんなさい、謝るわ。西住さん」
みほ「あの、じゃあ、私、お手洗いへいってくるから……」
エリカ「あっ……ま、待って!」
みほ「え?」
エリカ「そ、……その……」
みほ「……?」
エリカ「き、気にしなくていい……!」
みほ「え?」
エリカ「いちいちトイレまで行くのはメンドクサイでしょ。だから、これからは、気にせず部屋でぬってくれて……いい」
みほ「で、でも、逸見さんに、迷惑だと思うし」
エリカ「かまわないわ」
みほ「ううん、悪いよ。私は子供の時から慣れてるし、いまさら面倒って感じないし——」
エリカ「い、いいって言ってるのよっ!!!」
みほ「!?」
エリカ「〜〜〜っ、ああもう! これを見なさい!」
みほ「へ?」
みほ(逸見さんは自分の机の引き出しから何かを取り出し──)
みほ「──あ!?」
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