めぐみん「私はカズマに節操を求めません」ダクネス「しかし、そうは言っても……」
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名無しNIPPER
[sage]
2018/07/21(土) 21:33:14.21 ID:DaHGsbQ60
カズマ「ダクネス、唐翌揚げを一個くれ」
ダクネス「ど、どうして私にたかるんだ!? 自分のを食べたら、それでおしまいだろう!!」
カズマ「だって、お前は肉付きが良すぎるし」
ダクネス「別に太っているわけではない! ……太って、ないよな? あ、おい! 目をそらすな! わかった! 仕方ないから唐翌揚げを一個やる!」
少々騒がしく賑やかな、いつもの夕食の風景。
今日の献立はジャイアント・トードの唐翌揚げ。
カズマとダクネスは口論しながらも仲が良さそうです。微笑ましいその光景を眺めていると。
ダクネス「あっ! こ、これは違うんだ、めぐみん。 私は別にカズマにあーんをしてやりたいなどとは微塵も思ってないからな! 本当だぞ!」
めぐみん「あーんをしても構いませんよ?」
ダクネス「だから、そんなつもりはなくて……」
アクア「なら、私が唐翌揚げを貰うわ! あーん」
ダクネス「うぅ……こんな筈ではなかったのに」
何故か言い訳を口にするダクネスは機を逃して、結局、アクアにあーんをする羽目に。
カズマが助け船を出す素ぶりはなく、それでいて、ちらちらとこちらを気にしていました。
その微妙な空気の中、アクアは満足そうです。
自分の最後の唐翌揚げを食べられた、ダクネス。
悔しげなその表情が、全てを物語っています。
ダクネスもまた、カズマに恋をしていました。
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