めぐみん「私はカズマに節操を求めません」ダクネス「しかし、そうは言っても……」
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名無しNIPPER
[sage]
2018/07/21(土) 22:39:38.04 ID:DaHGsbQ60
めぐみん「くっ……身体に、力が入りません」
カズマ「俺は佐藤和真。最後に勝利を掴む者」
どうやら、彼の方が一枚上手だったようです。
生気を吸われて指一本たりとも動かせません。
完全に無防備な私に、彼はずいっと顔を寄せ。
カズマ「そういや、キスがまだだったな」
まだ覚えていましたか。これは困りました。
今の弱い私には抵抗することができません。
なす術なく、唇を奪われてしまうでしょう。
カズマ「覚悟はいいか、 めぐみん」
めぐみん「カズマ……優しくしてくださいね」
せめてもの足掻きとして、固く目を閉じます。
真っ暗な世界で全てが終わるのを待っていたのですが、待てども待てども何も起こりません。
さすがにおかしいと思って目を開けてみると。
カズマ「なんて、冗談に決まってるだろ。これに懲りたら、もう二度と悪ふざけはするなよ」
などと、訳の分からないことを、ほざいて。
ドレインタッチで吸った生気を、返還して。
私を膝から降ろして、立ち去ろうとする彼。
カズマ「じゃあな、めぐみん。愉しかったよ」
おい。ここまでしておいてそれはないだろう。
めぐみん「……黒より黒く闇より深き漆黒に」
カズマ「おい、その詠唱はマジでやめろ!?」
我が名は、めぐみん。爆裂魔法を極めし者。
たとえ屋敷を全壊させたとしても、ぶっ放つ。
絶対にやめるものか。乙女心を傷つけられた。
思わせぶりな態度は本当にやめてほしいです。
とはいえ、私も人のことは言えませんけどね。
それでも、これだけは言わせて貰いましょう。
私の好きな人は、ヘタレなのがたまに傷です。
【この素晴らしいトイレで連れションを!】
FIN
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