めぐみん「少し席を外しますね」カズマ「うんこか?」
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17:名無しNIPPER[sage]
2018/07/19(木) 22:07:25.44 ID:bWrcWJ2t0
バニル「フハッーハッーハッーハッーハッ!」

まるで過呼吸のような笑い声。
無論、悪魔に呼吸は必要ないとは思うが。
人の尊厳を失った俺たちの胸に火が灯る。

めぐみん「い、いくら何でも笑いすぎです!」

カズマ「そうだそうだ!」

こっちの身にもなれっての。
肩から下にかけて背中は下痢便塗れだぞ。
ちっとは同情してくれてもいいだろうが。

バニル「いや、失敬。………………フハッ!」

カズマ「めぐみん、アクアを呼んでこい」

めぐみん「わざわざ呼びに行く手間が惜しいです。我が爆裂魔法で消し去ってくれる!」

バニル「フハッフハハハハハハハッ!! 汝ら、悔しいかね? その悪感情、美味であるッ!!」

駄目だこいつは。生かしておけん。
めぐみんが本物の爆裂魔法の詠唱を開始。
俺はなんとか杖を拾いにいく隙を伺う。

バニル「おっと、物騒な真似はよせ。もとより吾輩は商談に来たのだ。そう、丁度、今の貴様らにぴったりのガラクタを用意してある」

ガラクタを持参して商談なんて舐めてやがる。
大方、全てを見通した上でピックアップしたのだろう。そうなると、少々気になってくる。

バニル「汝ら、悪魔の品を欲しがるかね?」

その文字通り、悪魔の囁きに、俺とめぐみんは頷くことしか出来なかった。


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